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設立背景

設立背景

 岐阜県には二つの村があります。一つは富山県境に位置する世界遺産で有名な白川村。そしてもうひとつ目が私たちの東白川村です。

本村は人口約2,000人、世帯数約800戸の小さな農山村でありながら、明治22年に神土・越原・五加の三ヶ村が合併以来、128年間合併も分割もせず現在に至っている歴史ある村です。その他、日本国内唯一お寺が存在しない自治体の「神道の村」として、また幻のツチノコが存在したとの神話が言い伝えられる事で、毎年ゴールデンウィーク時期の捕獲イベントでも有名になりました。

 居住標高は270mから670mで、冬は-15度になるところもありますが、平均気温は12度です。村のほぼ中央を東西に12kmに渡って貫流する清流白川には、1,000m前後の山間から湧き出る豊かな水が注ぎ、谷間に沿って19の集落が形成されています村の総面積の内90%が森林を占め、その約70%が高級建築材の東濃檜の生産林です。山肌を切り開き、石垣を積んだ急峡な茶園では、山の風味豊かな味と香りの美濃白川茶が生産され暮らしを支えてきました。