
事業内容
村の基幹農作物である米とお茶を中心とした農業振興を図り、
一所懸命の精神で東白川村の未来を創り出す。
対象地域 : 東白川村内 (18営農組合)
- ①大沢
- ②宮代
- ③下野
- ④柏本
- ⑤久須見
- ⑥大口
- ⑦平下
- ⑧平上
- ⑨西洞
- ⑩中谷
- ⑪加舎尾
- ⑫中通
- ⑬神付
- ⑭親田
- ⑮陰地・曲坂
- ⑯日向
- ⑰黒渕・栃山
- ⑱大明神

年間の事業スケジュール
農作業受託事業
将来にわたって食料供給の源泉となる管内農地の維持と農業の振興、
耕作放棄地の増加を防止するために、現役農家の作業軽減・効率化を進めることにより、管内農業を維持していきます。
※村内の18協定集落はすべて第1期対策から取組を始めており、村内農振農用地の田の約9割が協定農用地となるなど、中山間地域等直接支払制度の取組は全村で実施しています。
生産事業の対象作物

水稲

茶
農作物生産事業
若者の農業離れや農業者の高齢化に伴い、近い将来到来すると思われる農業後継者不足に対応するため、自社による農作物の生産活動を行い、地域全体の農業生産の効率化と所得向上を図り、合理的な農業の展開を目指します。
生産事業の対象作物

水稲

茶

しめなわ

水稲 (中通)
昔ながらのハザ干し乾燥
はざ干しの過程で稲の葉や茎に残っていた養分が稲穂に送られ、籾への栄養を充実させてくれます。手間がかかりますが、昔ながらの手法を復活させることにより、付加価値をつけるため、一部の圃場で試験的に行っております。

白川茶 (大口・久須見)
乗用摘採機で管理できる圃場へ
農家の高齢化により、茶畑の維持管理ができなくなると予想される圃場は、年々増加していきます。生産者が減少する中でも、圃場を維持管理していくためには、機械化による作業の効率化を図っていかなければなりません。中山間地では多くの茶葉が収穫できるようにと高密度に茶樹が植えられています。作業時に危険を伴う箇所の茶樹を減らし、乗用摘採機による最小限の労働力で管理できる圃場へと改良を試みています。

しめ縄用の青藁づくり
新しい年を迎えるにあたって神社や神棚に備える「しめ縄」。農家の手仕事として引き継がれてきた伝統文化ですが、農業人口の減少や、作業の機械化による農村環境の変化とともに、作り手が減っています。しめ縄に利用する藁を生産する方が減っており、出穂前の青々とした稲「実とらず」を、試験的に生産しています。